そろそろ11月が終わりますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は只今絶賛、編み物シーズンど真ん中で
編みまくっております。
そういえば最近、
10〜20代の若い世代の編み物人口が
爆増しているらしいのです。
実際、SNSを見ていても実感できるほどに。
おそらく韓国アイドルが
帽子を編んだりした影響なのかな...
編み物を始めてから何となく感じたのは、
韓国は編み物文化が現代でも
日本より少し身近なのかも?!
気のせいかな。笑
そんなこんなで休日に立ち寄る
100円ショップの毛糸コーナーや
本屋さんの編み物本コーナーは
若者で溢れていて
中途半端な世代の私は入っていく勇気がなく
オロオロしています。
世代を超えて
みんなでお互いに讃え合えたら...
なんて素敵な世界だろう。
そんなふうになったらいいなァ
***
さて、今回は
ベストを編んだのでお披露目。
完成品
編み図:雑誌『毛糸だま vol.203秋号』
p.14のベスト
Design by パピー様
近年恒例、オットへの誕生日プレゼント。
柄は”変わり鹿の子編み”です。
目が、目がぁぁぁぁぁぁああああ!ってなったらスミマセン。
常に手編みだとバレないクオリティを
目指して編んでるんだけど、
うーん、今回も所々に反省点が....マダマダダネ。
というか、おそらく満足することなんて
無いだろうなーとも思うのです。
真剣に何かをしようとしたら、
きっと何でも同じ...永遠の修行!笑
使用毛糸
空気を混ぜて糸にしたウールアルパカ
約7玉
制作過程
(1)身頃
永遠に続く総柄…毛糸も柄入りなので
何が何だか分からない。笑
いいのいいの、いろいろ誤魔化せるから。
(2)やっと脇部分に突入
じゃんけんポン!!
(3)襟元までキターーーーー!
編み方はそんなに難しくない模様だけど、
模様をわずかにずらしながら編んでいくので
油断したら、すーーーぐ間違える。
後ろ身頃が編めたら、今度は前身頃を編む。
襟部分以外はほぼ後ろ身頃と同じ。
またもや続く総柄地獄。
(4)やっと前後揃ったぜ...
...と思ったら
一番緊張する仕上げのお時間です。
まず肩をくっつけて(かぶせはぎ)、
次は脇をくっつける(すくいとじ)!
このくっつける作業は針で縫っていきます。
針といっても布用よりも数倍太いやつなので、
手に刺さってもあんまり痛くありません。
痛くない!これが大事!
おそろしく不器用で裁縫ができない方(=私)でも、
もしかしたら編み物はいけるかも。
(5)脇はスリット入り
「すりすりすりスリットーーー!」
って子供の頃に観たドラマ『トリック』で
女優さんが叫んでました。
(6)片肩のリブができた
間髪入れずに、もう片方もリブ編み編みします。
(7)ドヤ!!
最後の襟リブが編めました。
っしゃーー!
でーきたーーー!
と、ひとりで盛り上がります。
でもまだ終わりません。
(8)水通し&乾燥
最後に”水通し”という作業です。
ぬるま湯にザブーンと浸けて(約30分)
オシャレ着洗剤で軽く洗って
すすいで
ネットに入れて洗濯機脱水1分
取り出したら形を整えて
日陰に平干し!!
毎度参っちゃうのが
平干しするスペースの確保なんだよな...
乾いたら、今度こそ完成!
ヤッターʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ
***
今回はベストだし、
そんなに時間かからないだろうと
見込んでいましたが、そんなわけはなく。笑
総柄は複雑な模様でなくても
非常に時間がかかることがよーく分かった
プロジェクトでありました!
毛糸が残り3玉ちょいあるから
セットとして手袋でも編もうかなー
編めば編むだけ編む物が増えていく無限ループ。
死ぬまでに毛糸全部使いきってみせるぜっ
読了ありがとうございました!!
皆様もニットであたたかくお過ごしください。