なんとなく観始めたヴィンランド・サガ。
現時点でアニメ化されているシーズン2まで
観終えた感想を
記録しておこうと思います。
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本当であれば原作も全て読んでから
書かなきゃいけないんだろうけど、
中途半端な状態で感想を書きたくなるくらい
とても良かった。
本当の強さ、とは何なのだろうか。
物語の舞台は
まだヴァイキングが活躍していた頃、
11世紀初頭のヨーロッパ。
世界史は詳しくないけど
とりあえずこの頃のヨーロッパは
血塗られた歴史であることだけ理解している。
タイトルのヴィンランドとは
極寒の地に住む主人公たちが目指す夢の場所のこと。
主人公トルフィンは
戦いとは縁のないアイスランドうまれ。
トルフィンの父トールズは、
元デンマークの最強兵士団ヨームの兵士。
物語はある平和な何でもない日から始まる......
11世紀というと、今から約1000年前。
ヴァイキングは海外ドラマや映画で見た"戦う民族"という
何となくのイメージしかない。
そう考えると、日本人にはあまり馴染みのない世界かも。
決して明るい話ではないし、
ヨーロッパを描く上で欠かせないであろう
キリスト教の思想も関わってくるため、
少し難しく感じたところもある。
戦いの描写も少し激しめ。
ただ、現実はもっと酷かったんじゃないかと思うと......。
でも、その中に人間の欲・愚かさ・弱さ、信じるものへの解釈など...
なんともいえない重く奥深さがある。
父トールズが息子トルフィンへ伝えた
この言葉の本質とは何なのか。
どこにも敵なんかいないんだ。
傷つけていい人なんて1人もいない。
この先トルフィンがどんな大人へ成長していくのか、
見届けたいと思う。
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原作漫画も少しずつ読んでいる途中ですが、
アニメと漫画では物語の入り方が少し違います。
もしかしたら原作の方が読み進めやすいかもしれない。
アニメは絵に一層迫力がつき、
声が入ることで少し重さが出ているように思いました。
どちらもそれぞれに良さがあるなぁと。
おすすめです。
あー家に置いておきたい…
欲しいなぁ…でも全28巻置く場所ないよな…笑
アニメのブルーレイなら置けるかな…
相変わらず煩悩の塊であります。
読了ありがとうございました!
今週もなんとかふんばっていきましょう。